遺影は亡くなった方に想いを馳せる写真です。できるだけ素敵な写真にしたいですよね。いざ必要になったときに困らないためには何をすればよいのでしょうか。

この記事では遺影の用意の仕方をご紹介します。

遺影は葬儀のときに祭壇に飾られている故人の写真のことを指します。葬儀が終わった後は宗教により詳細は変わってきますが、納骨までは遺骨のそばや、故人をしのぶために用意したエリア（仏教の場合は仏壇など）に飾られます。サイズは四つ切もしくはL判が一般的です。

遺影にはとくにこれといった決まりはありません。用意しておく心づもりがない場合がない方がほとんどですので、大勢で写っている写真のなかから故人だけを切りぬいて引きのばして使用することもあります。

画素数が大きいと引きのばしたときにぼやけないので、できるだけピントがあっている大きいものをえらぶと良いでしょう。

手元にふさわしい写真がない場合もあわてる必要はありません。勤めていた会社や友人が故人の写真を持っていることもありますので、声をかけてみることもおすすめします。

長く病床にいて、近影がないという場合は、元気だったころの写真を遺影として使用するのもよいでしょう。そのときはできるだけ故人らしく、生き生きした写真を選びましょう。

遺影はいつまでに必要でしょうか。亡くなった当日にお通夜が行われることはありません。たいてい一日は余裕がありますので、その間に写真を選び遺影にふさわしい処理を行います。葬儀社で加工してくれますので、相談しましょう。